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1368分の500の満足 [行ったとこ]

中学の修学旅行以来やね。こんぴらさん(金刀比羅宮)の階段を登るのは・・

こんぴらさんの階段は。奥社まで1368段。琴平山の中腹の本社まででも785段。
そういえは、数年前に香川に仕事に来た時、下まで来て「翌日の仕事で”使いもんになれへんよう
になる”と判断して、即座に引き返したことがあったような・・・その判断は正しかったと今でも思っ
ているのに・・・
”階段は大嫌い、階段登るくらいなら、う~んと遠回りしてもエスカレーターを♪”を豪語してやまない
私が何故!?
きっと息子たちの「登られへんねんから、下の喫茶店でコーヒーでも飲んで待っとり」という言葉に、
生来の負けず嫌い心が反応したのかもしれない。
ここで100段目 まだゆとりがある。が・・動悸がボチボチ
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294段。これは私には驚異的な数字やねんよ。
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息子「大丈夫か!?」 私「あかん・・・」
息子「ひきかえすか?」 私「いや、登る」
息子「背中押したろか?」 私「押して」
息子「大丈夫かっ!?」 私「あかん・・足、プルプルしてるし、動悸が激しい・・」
息子「何で登ってきたんよ」 私「何か、意地のようなもんかなっ、」
息子「ほら、あんなお年寄りも登っていくで」 私「わかってるわ!私、運動不足やねん!」
息子「籠あるけど乗るか?」 私「そんなんに私が乗ったら籠かきのおっちゃんら迷惑やし」
息子「ホンマやなぁ、乗ってる人より、籠かいてる人の方がとっしょりや。すごいわ」 
息子「ほら、見てみ、あんなチッコイ犬も登っていくで」
私 (ぜーぜー、はーはー、ひーひー、ふーふー)「もう・・・あかん・・・こと切れる・・」


500段目
私「もうええ!こんぴらさんのご利益なんて私には関係あれへん!身体の方が大事や~~!」
神椿 資生堂パーラー
http://kamitsubaki.com/
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私は、景色をみながら ジンジャーエールで一服

息子たちは本社へ!
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ようやく汗と動悸が静まった頃、息子たちが戻ってきて言ったセリフ
息子「あんな、登らんでよかったで。最後の階段キッツいし、俺らでもしんどかったんやで」
息子「ご利益があるように、写真いっぱい撮ってやったからな。みぃや」
息子「これから降りるんやで、大丈夫か?」
息子「足もつれて、こけんとってや」

優しい息子たちです(涙)
けど、降りるのは大丈夫。心配ご無用。しっかり景色を楽しみながら降りれました。
桜、きれいやったぁ

降りるときに見た籠かきの風景
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乗ってんの中学生やん!
若者!自分の足で登りなはれ。今から楽して生きるとろくなことあれへんで。


ところで・・・この巫女さんたち。
階段はサクッと登れるような秘密があるとか。
境内に「ボクシングジム」があって身体鍛えてるって!?カフェの中で流れていたTVからの情報。
 ひえぇ~~すご~~
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http://www.konpira.or.jp/news/main/0129/

ところで、達成しようとして結果的に達成できなかったことは、達成したことより記憶に残ると
言われていますが(ツァイガルニク効果 中断効果Zeigarnik Effects)、この500段で挫折した
という未完了感よりも、私には、「500段も登ったぞ!!」という達成感の方が強い、という意味
では、まっ、よかったんじゃないか、と。私の中では、しっかり”完了”しました。
息子「よう、500段も登ったなぁ。エライ、エライ。」
いっぱい褒めてもらったし。うれしなぁ~~

後は、いつ筋肉痛が出てくるのかだけが、ちょっと心配・・(1週間後ぐらいやったりして!?)

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