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日本一恐くて、デキる担当者さんへ [お仕事]

セミナーや研修の仕事をしていると、依頼先の担当者といい関係を作ることが成功の鍵
になるんだということをいつも実感しています。
この春までの4年間、私の”第2の職場”であった新潟県女性財団のOさん、Kさんの二
人の担当者はまさしく、痒いところに手が届く有能なスタッフです。
柔らかく、静かに、そして”何でも受けいれますよ♪好きなこと言ってくださいね”という表情
と態度、的確でいながら、でも優しい物言い、てきぱきとしたスムーズな運営と、参加者に
対する誠実な態度、そして何よりも仕事に対する取り組み姿勢とその能力は、日本でもピカ☆1!

が・・・・・
とても厳し~く~~恐~いんです((+_+))
事前に提出していたセミナータイムスケジュール通りに進んでいない時など(講師をされて
いる方はわかりますよね?!時間管理って難しいですよね?!)、後ろの席で、チラッと
私を見て、それからおもむろに時計に目をやります。
「早よ、せんかい、遅れてるやないか~」という無言の圧力を私にかけます・・・
何か私に要求するときは、「〇〇してくださいね」と満面の笑みと極上の声を使って、
私を恫喝します・・・

日ごろからあまり動揺しない私ですが、この二人に逆らうと・・・うっうっ(涙)
だから、言うことききます。

”ファシリテーション業界”(?)でも、この人に逆らう人ことはでけんやろ~と、いう重鎮の
方々に対しても、まるでお釈迦様の掌の孫悟空のような扱いを、いとも簡単にやってのけ
る人たちです。
見ていてドキドキするほど、コワイです・・・コワくてもう笑うしかありません。

お二人の名誉のためにもう一度言いますが、本当に有能でやる気と熱意があって、見た目
は柔らかで優しい人たちです。私は、ウソ偽りなく、本当に心から”日本で一番!の担当者”
と思っています!大好きです!

全国の講座などの事業を担当されているみなさん。
どうぞ、あなたが”講師を育てる”んだという気概を持って、講師に厳しく、そして優しく対応
してください。そのためには、自分自身の能力を講師以上に持つことが必要です。講師の持
っている力を最大限に引き出す力が、何よりも必要です。
なぜならば、それは、講座の場に来られた参加者の方々の、今より一歩、これ以上いい変化
を作り出すためだからです。
自分事として考えられないので目的や方法があいまいのまま依頼する、よくわからないので
講師に丸投する、”権威”ある講師にへつららう、などの担当者は、講師にとって共働する相手
としてはとても大変です。参加者の満足度を作る意欲もダウンします。

「講師を育てるのは担当者」です。
これは、私の恩師である宝塚市立女性センター(現:宝塚市立男女共同参画センター)初代
館長井口容子さんが教えて下った本当に意味深い言葉です。

それをまさに体現している新潟県女性財団の担当者は、これまで関わってきた私の誇りであり、
頼もしいパートナーでもあります。
これからも、日本一恐くて、デキる担当者であってください。
今回も私からたくさんのものを引き出してくれて本当にありがとうございました。
今後も、すべての講師からこれまで以上のものを引き出し、参加される方々にとって最高の
気づきと学びと場を作っていってください。
ちょっと遠くからいつも応援しています。

そして、私は、「私こそが日本で一番恐くて、デキる担当者です!」とおっしゃる別の方と、
これからお仕事できることがあったらいいなぁと思っています!

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