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パリの香りを少しだけ [見たもの]

『陶酔のパリ・モンマルトル1880 - 1910~シャ・ノワールをめぐるキャバレー文化と芸術家たち~』
に行ってきました。(明日5日が最終日 伊丹市立美術館http://www.artmuseum-itami.jp/2011_H23/11chatnoir.html

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シャ・ノワールの猫のモチーフを使ったポスターは超有名ですよね。ただただ、それを見たくて
行きました。会場のポスター、絵画、影絵などの展示品から19世紀末から20世紀初頭のパリ
がいっぱいで、もう気分はすっかりわくわく♪です。
日本で言うと明治、大正ですよね。やっぱりすごいなぁ、パリの文化は。
芸術の都って言われる訳は、シャ・ノワールのようなカフェがオープンで自由な雰囲気の中で、
音楽、絵画、舞台の総合芸術の基礎を作ってきたからからなんでしょうね。

展示されたものを観ながらパリの空気感を感じていました。まるで、パリにいるかのような気分
になりました。同時に、その空間にある”香り”は、何だったのか・・。
踊り子や綺麗に着飾った女性たち、しゃれた帽子をかぶった紳士たちの絵から流れ出てくる
香りは、ちょっと退廃した化粧品やお酒の香り?
視覚から嗅覚が刺激される心地よい感覚がありました。

ちょうど2年前にパリに行った時、私が嗅いだパリの香りは、犬の散歩で始末しないからなんで
しょうか。町中が何やらアンモニア臭い~~かったんです。
でも、今日は、そんな嫌な思いをすっかり忘れて”パリ”の香りを楽しみました。

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