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天国の井口さんへ [想い]

先日、宝塚市立女性センター時代の旧友や先輩(オネエサマたちなど)が
同窓会のような形で集まりました。
宝塚市に女性の地位向上や活躍を推進するセンターができてもう23年経ちます。
ここは、全国の女性センター(現在は男女共同参画センター)の中の先進地であり、
宝塚の実践が広く全国に広がって、今の男女共同参画センターのあり方を作って
きたといっても過言ではありません。
私は、ここで95年~97年を専門員として情報提供や企画などの仕事をしていました。
本当に今の私があるのは、この宝塚市立女性センターでの実績があるからです。
ここで”育ててもらった恩返し”が、今の仕事の基盤になっているのかもしれません。

この23年間、ここで育って、ここで学んで、ここを大切にしてきた仲間が40名ほどが
集まり、時をさかのぼってワイワイ言いながらたくさんの共有をしました。
その時、この間本当に私たちに大きなものを残してくださった、3年前に亡くなられた
井口容子さん、5年前の藤川さん、この2月に急逝された森綾子さんの3人の方を
偲んで、みなさんからたくさんのお礼と、大きな足跡を残してくださったことへの感謝
の気持ちが述べられ、全員で黙とうをしました。
私も、井口さんの最後の部下としてたくさんのことを教えていただけたこと、それが今の
自分を作っていること、今もなお私の傍にいて、指導してくださっていると信じていること、
そして、井口さんが眠っておられる花いっぱいのお墓を大切な家族の方々が守ってお
られることなどをお話ししました。
本当に、みんなの気持ちの中に井口さんは今も生きて存在されています。
宝塚という小さな街が、これほど大きな影響力を持ち、今もなお発展しているその礎を
作られた井口さんを誰一人として忘れていない、ということを改めて感じます。
これかでもすぐにドイツに飛んで行って、そしてお墓に行って、そのことを直接お伝えし
たいと思う気持ちでいっぱいです。
機会を作って必ず参ります。その時にはまたいろいろなお話をしてください。

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